間違いやすい給与計算事例(2)
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支給漏れを指摘され、即、現金支給をした場合に起こるミス
あってはいけないことですが、残業手当の計算ミスや今月から支払わなければならなかった手当の支払い忘れなどといったことはあるものです。
例えば、結婚したため今月から家族手当を支給しなければならなかった社員に対して、家族手当10,000円を付け忘れたとしましょう。翌月の給与で遡及支払いをするということで納得してもらえるなら問題ありません。
しかし、すぐに欲しいということになった場合、現金で手渡すなんてこともあるのではないでしょうか。でも、この家族手当10,000円を現金で支払っておしまいでは問題あります。
現金で支払った10,000円には、雇用保険料も所得税も掛かっていません。このような場合には、翌月の給与等で下の図5のように支給項目で10,000円、控除項目でも同額の10,000円とすれば、既に支払った分に雇用保険料と所得税だけ掛けることができます。
(図5)
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